【平成30年4月】

ホーム「みのりの庭」

             国分寺の活動から〜

桜の開花が告げられると

あれよあれよと蕾がふくらみ

あっという間に

花盛り

みのりの庭の

ガーデンテラスも

花々で満たされ

一年の中で

最も華やかな季節がやって来ました

そこに佇むだけで

お顔がほころぶ皆さんです

庭の植物たちも

ドラマチックに変化します

テーブルフラワーを活けるのも

どれを摘もうか

迷ってしまう

ガーデンテラスでは見られない

珍しい

季節の花々が届くと

　＊ニリンソウ

　　　〜ほんとに2輪ずつお花が咲くのです

　　＊カタクリ

　　　〜黄色は珍しいと皆さんビックリ

 

皆さんの楽しみは

何倍にも膨らみます

  ＊藤の花

　　　〜豪華で、香しい花が

こんな近くで見られるなんて！

＊バラ（スパニッシュビューティー）　

　〜その魅力的な姿と香りに

　　　　うっとりです

 

3月2日に植え付けたジャガイモ

待ちくたびれた頃

やっと芽が出て来て（4/16）

ほっ

だけど

3月30日に植え付けたジャガイモに

追いつかれ

 ＊右が先発ジャガイモ

あれっ

追い越されちゃった…

種子芋も、土も

陽当りも同じなのに

なぜなのでしょう

よって

芽カキも、一回目の増し土も

後発隊を先に行う事になりましたよ

 

何やら

紙カップに水を注いでいます

水を入れると膨らむ固形土に

「ミニトマト」の種を蒔いたのです

称して

『カップで種まき』

何だか半信半疑の皆さん

すると

沢山芽が出て来て

やがて

カップから溢れそう

少し広めの鉢にお引越し

一時しおれていましたが

シャッキリ立ち直りました

その後の成長を見守りましょう

4月のチャレンジ園芸は

『芝ぼうず』

ペットボトルの容器とストッキング

西洋芝の種を使って作る

芝の人形です

テーブルの上に広げられた材料を見ては

またしても

半信半疑の皆さん…

それでも

ストッキングに種まきなんて

何だか楽しそうと

土を入れ

おにぎりみたいなお顔に

鼻や目を作ったら

ユニークな

ぼうず君が出来上がり

「かわい〜い！」

表情豊かな『芝ぼうず』

皆さんの人気ものです

頭の部分に水を吸わせ

カラフルな

胴の部分のお水を切らさなければ･･･

その後の行方は

次月のお楽しみですね

　　

＊蔓ありインゲン

　　　　　そろそろ植え付けです

　　

　　＊クリーピングタイム

　　　　　ピンクの花が盛りです

　　＊4月初旬のあおぞら公園のみのり花壇

　　　　春たけなわです！

　　

続きを読む

【平成30年3月】

〜デイホーム「みのりの庭」

           国分寺の活動から〜

週替わりで

「ぽかぽか」と「冷え冷え」が

交互にやってきた3月

　　※春分の日には、何と雪が降りました

植物たちは

戸惑いながら

春にむけてのアンテナを

立てているようです

何といっても

春一番の園芸作業は

コレからです

そうです

ジャガイモの植え付けを

しなければ

春を始められないのです

土づくりに必要なのは

皆さんの「手力（てぢから）」

寒さとお日様で殺菌済みの再生土をメインに

　赤玉土、腐葉土、堆肥、燻炭などをブレンし

手を使って

土をゆっくり混ぜてゆきます

空気をたっぷり取り込みながら

「おいしい男爵芋が出来ますように」と

皆さんの期待も一緒に

漉き込んでゆきましょう

さあ、

ふかふかの土が出来ましたよ

お芋を植えたら

仕込み完了です

6月頃の収穫が楽しみですね

暖かい日が続くと

花やお野菜は

待っていたよと、言わんばかりに

日に日に

葉や茎を伸ばしてゆきます

活気づく庭の様子を

キラキラな眼差しで

見守る皆さん

春の空気を

肌で感じながらの収穫

 　　＊二十日大根

＊ホウレンソウも

やわらかくて美味しい

鳥の被害にあってあきらめていた

「ブロッコリー」さえも

小さいけれど

収穫に漕ぎ付けられ、感動

＊早くも頭を出した

アスパラガス

沢山の

元気が頂ける時間です

 

室内では

カイワレ大根の水耕栽培

卵の殻で育てると

グッと親しみがわきますね

みのりの金柑は

結構甘く

甘露煮にすると

もっと美味しい

お料理やおやつに大活躍でしたよ

今年の桜の開花は

駆け足でやって来て

それに肩を押さされるように

花々や緑が

堰切ったように

イキイキと

華やかさを増してゆきます

 

＊ジューンベリー

春本番もそこまで来ていますよ

＊あおぞら公園

ボランティアさんたちによる

花壇の手入れ

【平成30年2月】

〜デイホーム「みのりの庭」

             国分寺の活動から〜

先月に引き続き

寒−い2月

晴れの日続きなのに

気温は10℃以下が

1か月の3分の2近くも

植物たちも

身を縮こませ

寒さに耐えている様子･･･

収穫を楽しみにしていた

ブロッコリーは

あー

ある朝こんな姿に･･･

おなかを空かせた

鳥の仕業

に違いないと

あちこちに

鳥よけを仕掛けた

寒々しい、庭の風景

せめて

心がほっこりするようにと

皆さんが

手がけたのは

赤ちゃんミトンを使った

シューキーパー

中身のポプリは

昨年の秋

園芸ボランティアさんが

自宅のお庭から刈り取って

届けてくれた『レモングラス』

＊ハーブの効能：　

防虫、殺菌、消化促進、貧血予防、消臭など

＊精油の効能：　

美肌、消化不良、疲労回復、消臭、むくみ、肩こりなど

乾燥させた後

皆さんが

地道に刻んで下さって

この日の為に

作り置きしておいた

レモンの香りの

爽やかなポプリ

シューキーパーとは

『靴を長持ちさせる器具で、

靴の中に入れて形を保つとともに

防虫や防湿を行えるようになっているもの』

皆さんは

「靴に入れるの、もったいないわ〜」

「可愛くって玄関に、飾っておくよ」

「こんな愛らしい手の時代があったのね〜」

そんな声を口々に

心地良い香りに包まれ

赤ちゃんの

小さな手を

思い浮かべながらの作業は

何とも癒される

心温かな時間になりました

2月も後半になると

あちらこちらに

春が

顔を覗かせ始めます

もうすぐ

桃の節句ですね

*まだまだ頑張る奇跡のコスモス

続きを読む

【平成30年1月】

〜デイホーム「みのりの庭」

　　　　　　国分寺の活動から〜

平成30年の幕開けは

穏やかな天候に恵まれて

と思うのも、束の間･･･

寒い

寒~い

22日には大雪に見舞われ

その後は

記録的な低温が続き

（最低気温が0℃に届かぬ日が8日間連続し、

1月25日は−4℃まで下がりました！）

その為

4階のデイサービスの水道が

凍結により、出なくなること数回

さらに

1月22日　土曜日

事件です

とうとう

テラスガーデンの水道管が

凍って

破裂してしまった

勢いよく噴き出す

水！　水！　水！

みのりの庭は

てんやわんや

夕方になってやっと

水道屋さんの応急処置が受けられたものの

こんなピンチに出合ったのは

初めての

みのりガーデンでした･･･

 

　　＊庭の花をテーブルに

庭の植物たちは

こんな寒さに耐えながらも

日々の小さな成長を繰り返し

春への準備を

怠りません

　　　

　　　＊二十日大根、間引きが必要です

　　　

　　　

＊ブロッコリー、中心に赤ちゃんが･･･

 

皆さんも

元気をもらいながら

植物たちを応援しています

バケツ稲の稲藁の残りで

お布団をかけてあげたり

 

優しく声を掛けてあげたり

＊ヒヤシンスの水栽培

 

＊まだ咲いている奇跡のコスモス

　（9月の暑い週末、カリカリに枯れてしまった株を

　　見事に蘇らせました）

植物たちの成長は

皆さんの

心の癒しと原動力です

癒しといえば

この冬

頻繁に遊びに来てくれるのは

キレイな『メジロ』

ふっくらして

何ともかわいい

ガラス越しに

しばし見とれる

皆さんです

動き出した今年を

どんな風に彩ろう

皆さんの願いや目標を

色とりどりの

ダルマづくりに託しました

みのりの「稲」も

ちゃんと添えられて

「こりゃ、縁起がよさそう」

「一年いい年になるよ！きっと」

皆さんの抱負が

実を結ぶ

良き年にしましょうね

【平成２９年12月】

〜デイホーム「みのりの庭」

             国分寺の活動から〜

「今年の12月は

何だか寒いね〜」

こんな声が、たびたび

みなさんから聞かれる通り

昨年と比較してみると確かに寒い

（気象庁のデータによる最高気温の合計差で確認）

ここ数年、

暖かめの12月が続いていたので

余計にそう感じるのでしょうね

というわけで

寒さの苦手な皆さんではありますが

今年の大事なお仕事が残っていたとあれば

重い腰を上げねばなりません･･･

そうなんです

春を彩る球根たちの

植え付けが未だ、だった

外の空気はヒンヤリだけど

チューリップ、水仙

ヒヤシンス、イキシア

大小様々な球根の温もりを

手で確かめながら

丁寧に

土をほぐして

心を込めて

5台のプランターに

花苗10ポットと2階建て方式で

６７球の植え付け

無事終了です

いつの間にか

体はぽかぽか

こころも

ぽかぽかになった

皆さんでした

＊先月採れた『大納言小豆』を入れたスイーツ

 

さて

雀の被害にあって

ぼろぼろになった

バケツ稲の稲わら

この時の為に

大切にしまっておきました

『注連縄(しめなわ)』作りに挑戦です

まず、パリパリに乾燥した稲藁(わら)を

水に浸して湿らせます

藁打ちは皆さんのお仕事

金槌で地道に叩いてゆくと

固かった藁は

手に程よく馴染むくらいの柔らかさに

ペアを組んで

さあ

縄を撚ってゆきましょう

「撚ってー，撚ってー

　　　ハイ！左に締めてー」

応援合戦の様なかけ声に背中を押され

それぞれが描いた

今年の抱負を織り込みながら

力を込めて

撚って

出来上がった注連縄

稲穂、松、松ぼっくり

センリョウ、金柑、を束ね

水引でまとめると

サイズはミニだけど

こんなにパワフル

『歳神さま』を

　（元旦に、家々に一年の幸せをもたらすために

高い山から降りてくる祖神）

お迎えする準備が

出来ましたよ

迎える年が

良い年でありますように

＊1月カレンダー『寒椿』

 

〜今月の

あおぞら公園　みのり花壇〜

『小菊』が、いまだに

頑張っています

水仙の葉っぱが

寒さに負けず

勢いを増してきました